昨年にひきつづき,秋の風物詩?イグ・ノーベル賞が選ばれました.
なんとあのドクター中松も選ばれています.
とりあえず,2005年度受賞者リストを仮訳しました.まだよく分からない内容もあるので,変更があるかもしれません.
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農業の歴史
ジェームズ・ワトソン氏(ニュージーランド マッセイ大学):「Richard Buckley氏の爆発するズボンの意義についての学問的研究」
参考文献:"The Significance of Mr. Richard Buckley's Exploding Trousers: Reflections on an Aspect of Technological Change in New Zealand Dairy-Farming between the World Wars," James Watson, Agricultural History, vol. 78, no. 3, Summer 2004, pp. 346-60.
授賞式の参加者: ジェームズ・ワトソン
物理学
ジョン・メインストーン氏・故トーマス・パーネル氏(オーストラリア・クイーンズランド大学)
「固まった黒色タールが9年に1滴ずつの速度で漏斗を落ちる実験を1927年から継続していることについて」
参考文献:「The Pitch Drop Experiment」; R. Edgeworth, B.J. Dalton and T. Parnell, European Journal of Physics, 1984, pp. 198-200.
授賞式の参加者:ジョン・メインストーン
医学
グレッグ・A.・ミラー氏(米国ミズーリ州・オークグローブ)
「ニューティクル(三種の大きさ・三種の形をとれる犬用代替人工睾丸)の発明」
参考文献:US Patent #5868140, and the book Going Going NUTS!, by Gregg A. Miller, PublishAmerica, 2004, ISBN 1413753167.
受賞者は授賞式に来場できないので,ビデオで受賞スピーチが行われる.
文学
ナイジェリアのIT企業
「何百万通ものメイルを継続的に作成・送付することにより,”わずかな投資支援をしてくだされば多くの益を得ることができ,それを心ある支援者と分かち合いたい”としている個性豊かな人たち~Sani Abacha将軍,Mariam Sanni Abacha夫人, Jon A Mbeki 弁護士~を全世界に紹介したことについて」
平和
クレア・リンド氏・ピーター・シモンズ氏(英国 ニューキャッスル大学)
「スターウォーズの名場面をバッタに見せたときの脳細胞活動の電気的観察」
参考文献:"Orthopteran DCMD Neuron: A Reevaluation of Responses to Moving Objects. I. Selective Responses to Approaching Objects," F.C. Rind and P.J. Simmons, Journal of Neurophysiology, vol. 68, no. 5, November 1992, pp. 1654-66.
授賞式への参加者:クレア・リンド
経済学
ガウリ・ナンダ氏(米国 マサチューセッツ工科大学)
「繰り返し逃げては隠れるアラーム時計の発明により,人々が朝確実にベッドから出てきて,その分生産的な時間をより多く持てるようにしたことについて」
授賞式への参加者:ガウリ・ナンダ
化学
エドワード・クッスラー氏(米国・ミネソタ大学),ブライアン・ゲッテルフィンガー氏(米国・ウィスコンシン大学)
「長らく謎だった問い”シロップの中での水泳は,水の中より速いのか遅いのか?”に確証を与えるための注意深い実験を行ったことについて」
参考文献:"Will Humans Swim Faster or Slower in Syrup?"; American Institute of Chemical Engineers Journal, Brian Gettelfinger and E. L. Cussler, vol. 50, no. 11, October 2004, pp. 2646-7.
授賞式への参加者:ブライアン・ゲッテルフィンガー,エドワード・クッスラー
生物学
ベンジャミン・スミス氏(オーストラリア・アデレード大学,カナダ・トロント大学,Fermenichファーメニッッヒ香水会社(スイス・ジュネーブ),ケムコム社(フランス,Archamps)),クレイグ・ウィリアムス氏(オーストラリア・ジェームスクック大学,サウスオーストラリア大学),マイケル・タイラー氏(アデレード大学),ブライアン・ウィリアムス氏(アデレード大学),早坂洋司氏(オーストラリアワイン研究所)
「131種のカエルがストレスを受けた際に出す異臭を嗅いでカタログ化する苦労に満ちた実験について」
参考文献:"A Survey of Frog Odorous Secretions, Their Possible Functions and Phylogenetic Significance"; Benjamin P.C. Smith, Craig R. Williams, Michael J. Tyler, and Brian D. Williams, Applied Herpetology, vol. 2, no. 1-2, February 1, 2004, pp. 47-82.
参考文献:"Chemical and Olfactory Characterization of Odorous Compounds and Their Precursors in the Parotoid Gland Secretion of the Green Tree Frog, Litoria caerulea," Benjamin P.C. Smith, Michael J. Tyler, Brian D. Williams, and Yoji Hayasaka, Journal of Chemical Ecology, vol. 29, no. 9, September 2003.
授賞式への参加者:ベン・スミス,クレイグ・ウィリアムス
栄養学
中松義郎氏 (日本・東京)
「34年の間すべての食事の写真を撮り続けその内容を遡及的に分析していることについて」
授賞式への参加者:中松義郎
流体力学
ビクトール・ベンノ・マイヤー-ロチョウ氏 (ドイツ・ブレーメン国際大学,フィンランド・Oulu大学),ジョゼフ・ガル(ハンガリー・Loránd Eötvös 大学)
「基本的な物理法則を用いてペンギンの内部の圧力を計算したことについて(詳細はレポート”Pressures Produced When Penguins Pooh -- Calculations on Avian Defaecation”による)」
レポート出典: Polar Biology, vol. 27, 2003, pp. 56-8.
ビザの関係で受賞者がこられないので,マイヤー-ロチョウ氏がビデオでメッセージを述べる.
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